Q 高齢者と子供に多い事故とは?

POINT

  • 交通事故の死者は65歳以上の高齢者に多く、全体の5割以上にのぼる。
  • 小中学生は登下校時の事故が多いが、15歳以下の死者数は減少傾向。
  • 住宅街では子供の飛び出しや高齢者の横断に注意し、慎重に運転。

Answer

交通事故の死者の状況を年齢別でみると、65歳以上の高齢者が2,264人(51.3%)ともっとも多くなっています。日本国内の交通事故による死者数(各年ともに12月末の統計値。平成24年は速報値)は、10年間と比べて8,326人(平成14年)から、4,411人(平成24年)へと半分以下に減少しています。ただ65歳以上の高齢者は、死者数だけを見ると3,144人から減ってはいるものの、割合は平成14年の37.8%に対し51.3%に増加しているのがわかります。
平成10年まで増加傾向にあった15歳以下の死者数(各年ともに4月末の統計値)ですが、平成11年から減少している点に注目です。こちらも過去10年で比較してみると、平成14年には77人だったものが平成24年には22人と30%以下にまで減少しています。また10万人あたりの死者数についても、同じく平成14年と平成24年の比較では、0.39人から0.12人と、約1/3です。
とはいうものの、やはり高齢者や子供の事故はクルマの運転中や乗車中だけではなく、自転車に乗っている時や歩行中の事故が多いのも事実です。また、幼児や小学生は平日の15時~18時や休日など、中学生は7時~9時と16時~19時の登下校時に事故に遭うケースが多いといえます。
とくに子供は信号のない交差点でも安全確認をせずに横断したり、急に道路に飛び出してくる可能性があります。高齢者は運転席から見て、道路の右側から横断してくる時の事故が多くなっています。通学路や住宅街などを走行する際には、薄暮時の早期ライト点灯とともに、慎重に運転する必要があるといえます。

グラフ:高齢者 事故遭遇時の状況 平成24年度

※平成24年度

イラスト:イメージ
グラフ:高齢者(65歳以上)死者数の推移(各年12月末現在)

※平成24年の高齢者死者数は、12月31日現在の交通事故日報集計システムにより集計された速報値です。

2013年02月現在

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