車検は、メーカー系列自動車ディーラーか、認証指定工場(民間車検)のほか、認証を受けた整備工場や自動車用品販売店などで受けることができます。もちろん、ユーザー自ら検査場にクルマを持ち込んで「ユーザー車検」を受けることも可能です。ガソリンスタンドなどで車検を受け付ける旨の広告を見かけますが、実際には敷地内に認証整備工場をもっている場合は稀で、提携した指定工場やユーザー車検同様に検査場へクルマを持ち込んでいるケースが少なくないようです。ちなみに、車検はナンバープレートに表示される管轄に関わらず、原則として日本全国どこの運輸支局もしくは自動車検査登録事務所でも受けることができます。
車検にかかる費用は、大きく分けて基本的な法定費用と、それ以外の検査申請代行費や整備費があります。法定費用とは、車検を受ける際に誰もが納めなければならない税金や保険料のこと。排気量やサイズなど、車種によって金額は変わります。一方、検査申請代行費や整備費は、それぞれのディーラーや工場によって異なるため、事前によく確認しておきましょう。その点ユーザー車検であればこうした費用はかからないため出費を抑えることはできますが、車両の整備に関しては自己責任で行う必要があります。
重量税(24ヵ月)※ | 自賠責保険(24ヵ月) | 検査点検費 | 整備費など | ||
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自家用乗用車 | 1トン以下 | 16,400円 | 27,840円 | ※各ディーラー、整備工場などによって異なります | ※各ディーラー、整備工場などによって異なります |
1.5トン以下 | 24,600円 | ||||
2トン以下 | 32,800円 | ||||
軽自動車 | 6,600円 | 26,370円 |
※エコカー減税により重量税の減免が受けられる場合があります
車検を依頼する場合
ユーザー車検の場合
2014年04月現在