Q 走行中にエンストする場合、どんなトラブルが考えられますか?

POINT

  • 唐突にエンストする場合は、電気系の不具合の可能性がある。
  • 徐々に止まっていく場合は、燃料系のトラブルが考えられる。
  • 加速する際のエンストは、燃料噴射量の制御系のトラブルの可能性。

Answer

走行中にエンジンがストールする状態、いわゆるエンストといわれる症状には、いくつもの原因が考えられます。走行中に「ストン」とエンストした場合は、電気系の不具合などにより点火プラグが発火していない可能性があります。一方、エンジンの動きがぎくしゃくした後に、徐々に止まっていく場合は、燃料系のトラブルです。燃料ポンプの故障、フィルターや燃料ホースの目詰まりなどが考えられます。ガス欠を繰り返し、燃料ポンプを空転させることの多いクルマは、燃料ポンプの内部が壊れていることがあります。初期症状としては、始動性が悪くなったが、一度エンジンがかかればしばらくは走れる。あるいは、エンストしても少し時間が経つと走れるようになる。こういった症状が表れます。

加速しようとアクセルを踏み込んだときにエンストする場合は、燃料噴射量をコントロールしている制御系(センサー類)にトラブルが発生している可能性があります。その反対に、アクセルをオフにするとエンストする場合は、エンジンに空気を送り込む役目を果たすスロットルバルブをコントロールするバキュームセンサーなどの制御系にトラブルが発生している可能性があります。エンストと併発する症状として、エンジンルームから「シュー」と掃除機の吸入口を細めた時のような音が聞こえた場合は、エア漏れの可能性があります。経年変化などによりエンジンの周囲にあるゴム製のパイプやホースにひび割れが起きると、そこから余分なエアを吸い込んでしまうため、アクセルペダルの踏み込みを緩めると、エンストしそうになるのです。

エンストの症状違いによる原因

症状 原因
スーと後ろに引かれるようにエンジンが停止する 点火系のトラブル
エンジンがガクガクして数秒後にエンストする 燃料系のトラブル
カーブや急な坂の頂上にさしかかるとエンストする 燃料ポンプのトラブル
アクセルを踏み込むとエンストする 燃料センサー系のトラブル
アクセルオフにするとエンストする バキュームセンサーなどの制御系にトラブル
エンジンルームから「シュー」という音がする ホース等からのエア漏れ

2013年03月現在

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