Q オートマチックミッション(AT)の点検はどうすればいいのですか?

POINT

  • AT内部を満たし、潤滑や冷却、油圧の制御などを行うATFを点検。
  • ATFの点検時は、ATFを温めた後、レベルゲージのHOTの目盛りを確認。
  • ATFの交換時期は6万~10万kmだが、液量が減ったら液漏れを疑う。

Answer

オートマチックトランスミッション(AT)は、トルクコンバーターがクラッチの役割を果たすトランスミッションのことで、その内部は、ATF(オートマチックトランスミッションフルード)で満たされています。ATFは、潤滑や冷却のほかに、トランスミッション内部のバルブ類にかかる油圧を制御する役目も果たしています。ATFの点検方法は、エンジンオイルと同じようにレベルゲージで確認します。

レベルゲージには、HOTとCOLDのふたつの目盛りが刻んであります。ATFの点検時に確認するのは、HOTの目盛りです。車種によりますが、点検時には十分にATFを温めた後、エンジンをかけたままの状態でシフトレバーをPもしくはNの位置にし、レベルゲージを抜き取って行います。ゲージについているATFをいったん拭き取り、再度ゲージを差し込んで付着した液面位置によってチェックします。このときに注意しなければならないのが、ゴミの混入です。布の糸端や髪の毛程度のゴミが入るだけでもATの調子に影響を及ぼしますから、異物の混入に対してはとくに配慮が必要です。

ATFは自然に減少するようなことはなく、頻繁に交換する必要はありません。ATFの交換の目安は6万kmから10万kmといわれています。もし、規定値よりも少ない場合は、ATFの液漏れが疑われますので、早急に整備工場で点検をしてもらうようにしましょう。

2013年03月現在

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