Q シートベルトやチャイルドシートはどのくらい安全性を高めますか?

POINT

  • シートベルトの非着用者致死率は、着用者の約14.7倍。後席も着用義務あり。
  • チャイルドシートの不使用は、適正使用した場合に比べ致死率は約13.4倍に上昇。
  • 汎用型ISOFIXチャイルドシートは装着ミスが少なく、多車種に対応。

Answer

シートベルトを装着しているか、装着していないか……。これは交通事故での生死を分ける境目です。非着用者の致死率は着用者の約14.7倍にも上昇します。法律では、自動車の乗車中はシートベルトの着用が義務付けられており、後部座席も例外ではありません(道路交通法第71条の3)。後部座席に座っている安心感からシートベルトを着用しない人もいるかもしれませんが、衝突時の衝撃によって車内で全身を強打する可能性があるばかりか、前席の人を傷つけたり、場合によっては車外に放り出され、最悪の場合は命を落としかねません。2008年6月1日からは高速道路(高速自動車国道又は自動車専用道路)では後部座席のシートベルト着用に違反した場合、 行政処分の基礎点数1点が付されています。

子供はチャイルドシートに座らせましょう。2000年4月1日から、6歳未満の乳幼児を乗車させてクルマを運転する際には、チャイルドシートの装着が法律により義務付けられています。警察庁によると、チャイルドシートを使用しなかった場合、適正使用の場合に比べ致死率(※1)は約13.4倍に上昇することがわかっています。

安全性を高めるためにはチャイルドシートの取り付けをしっかり行うことが大切です。取り付けにガタはないか、緩まないよう固定されているか、正しい角度に取り付けられているかをチェックしましょう。確実な取り付けに関してはISOFIX取り付け装置の利用が有効とされています。2006年10月に車両およびチャイルドシートの保安基準が改正・適用され、2012年7月以降の新車には汎用型ISOFIXチャイルドシートが車種を問わず取り付け可能となりました。

幼児をチャイルドシートにきちんと座らせることも必要です。また、チャイルドシート自体のハーネスの位置を幼児の体格に合わせることも大切です。
※1/致死率=死者数÷全死傷者数×100[%]

イラスト:シートベルト

2019年12月現在

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