Q 速度が上がると制動距離や衝突時の力はどう変わりますか?

POINT

  • 衝撃は速度と重量が増えるほど大きいため、速度超過には要注意。
  • 曲がる際の遠心力は速度の2乗に比例し、速度が2倍なら遠心力は4倍。
  • 50km/h走行中での制動距離は約15m、100km/hでは約60m必要。

Answer

交通事故による被害は、クルマが衝突した際の衝撃力に関係しています。そして、この衝撃力に大きな影響を及ぼすのが速度です。衝突時の衝撃力は速度と重量が増すほど大きくなり、固いものにぶつかったときのように、短時間に行われるほど大きくなります。これをクルマの事故に置き換えると、例えば60km/hでコンクリート壁に衝突した場合の衝撃は、ビルの5階(約14m)から地面に落ちたのと同じぐらいの大きさに相当します。

また、制動距離やカーブを曲がる際にかかる遠心力も、速度の2乗に比例して大きくなりますから、速度が2倍になれば、クルマにかかる遠心力は2倍ではなく4倍にもなってしまいます。制動距離で見れば、50km/h走行時には15mで停止できた場合、100km/hならば、その制動距離はなんと60mも必要になるのです。

ドライバーの中には、ほぼ体感で走行速度を把握できている人もいますが、そんな人でも、その速度から何mで停止できるかについては意外に把握できていないものです。直線道路でもカーブでも、速度の出し過ぎは、あらゆる面で余裕をもった運転を妨げてしまうことを理解して、安全な走行を心掛けましょう。

イラスト:イメージ

2013年03月現在

このQ&Aは役に立ちましたか?

※回答内容は一般的なもので、条件等により異なる場合があります。利用時の詳細はサイトポリシーをご確認ください。

このページのトップへ