Q SA・PAを利用するときの注意点とは?

POINT

  • SA・PAへの進入時は十分に減速し、周囲に注意して駐車マスを探す。
  • 車両の死角がある駐車場では、歩行者の飛び出しに注意して最徐行。
  • 高速上でも次の給油所まで100㎞以上の場合があり、ガス欠に注意。

Answer

駐車スペースを探すときは周囲に気を配りましょう
駐車スペースを探すときは周囲に気を配りましょう

食事やトイレだけでなく、運転の疲れが癒せ、気分転換もできる便利なSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)ですが、意外にもエリア内での接触事故や人身事故は多く発生しています。そのようなトラブルに遭わないために、SA・PAでは注意するべきポイントがいくつかあります。
まず、高速道路本線からSA・PAに進入するときは、速度の出し過ぎに注意しましょう。駐車場の入口付近で徐行または減速しているクルマに、速度を出し過ぎて進入してきたクルマが追突してしまう事故もあります。本線と同じ速度感覚で進入路を走行すると、とても危険です。

SA・PAの駐車場では、ドライバーは空いている駐車スペース(駐車マス)を探しながら運転するため、周囲への注意がおろそかになりがちです。駐車スペースに出入りするクルマの動きに気づかなかったり、道路を横断する歩行者の発見が遅れてしまうかもしれません。同乗者がいる場合は、空いている駐車スペースを一緒に探してもらうなど、安全を確保できる運転を心がけましょう。

SA・PAも立派な道路上です。エリア内では最徐行し、歩行者の飛び出しなどにも十分に注意しましょう。

死角から飛び出す歩行者に注意
死角から飛び出す歩行者に注意

SA・PAではさまざまな方向に施設があるため、トイレや買い物に急ぎ足で向かう人がいれば、クルマから降りた開放感から急に走り出す子どももいます。SA・PAの駐車場は歩行者も注意が散漫になりやすい危険なエリアと考え、速度を十分に落として走行することが大切です。
観光バスや大型トラック、背の高いミニバンなどの陰から歩行者が急に飛び出してくることもあります。小型車の駐車スペースでは、子どもの飛び出しにも注意しましょう。身長が低い幼児は、セダンのボンネットの高さでも姿が隠れてしまうことがあります。幼児は、クルマのボディに視界を遮られて周囲が見えません。クルマが近づいていることに気づかず、急に道路へ飛び出してしまうことがあります。「車両の死角」が多い場所では、歩行者が見えなくても「いるかもしれない」と推測する「かもしれない運転」を実践しましょう。SA・PAの駐車場では、周囲の状況を観察しながら、いつでも停止できる速度で走行することが大切です。

また、混雑しているSA・PAの駐車場では、先行車の急ブレーキにも気をつけてください。人とクルマで混み合う駐車場では、安全確保のためにとっさにブレーキをかけることがあります。後続車のドライバーが適切な車間距離を保っていないと、追突事故にもなりかねません。前方のクルマとの車間距離にも十分に注意しましょう。

高速道路のガス欠に注意
高速道路のガス欠に注意

高速道路では、およそ50㎞間隔でSA・PA内に給油ができるガソリンスタンドが配置されています。しかし、全区間で同じように配置されているわけではなく、場所によっては100㎞以上も離れていることがあります。またガソリンスタンドが廃業や、夜間は休業しているかもしれません。燃料が残り少ないのに「次のSAまでなら大丈夫だろう」と油断すると、「燃料切れ」(ガス欠)になることもあるのです。実際に渋滞が発生しやすい大型連休中の高速道路では、燃料切れによる救援依頼が多発します。ドライブに出かけるときは、必ず燃料の残量に余裕を持たせておきましょう。
燃料切れの原因には、燃料計や燃料残量警告灯の見落としなどが挙げられます。ドライブ前に燃料の残量が十分あるのかを燃料計でチェックしてください。また、どのSA・PAにガソリンスタンドがあるかを事前に確認し、早めの給油を心がける慎重さも必要です。高速道路の本線上で燃料が切れてしまったら、ハザードランプを点灯させ、路肩にクルマを寄せましょう。できるだけ安全な場所に停車し、同乗者を避難させてから停止表示器材や発炎筒をクルマから50m以上後方に置きます(見通しが悪い場合、さらに後方に置く)。同乗者と一緒にガードレールの外側に避難し、1kmおきに設置してある非常電話か携帯電話で救援を依頼しましょう。携帯電話の場合、場所が特定できるように、路肩にあるキロポストの標識の数字を伝えてください。なお、高速道路上は道路交通法により、事故や故障時を除いて駐停車禁止です。違反した場合には、道路交通法により、罰則の対象となることがあります。

また、今後の増加が予想される電気自動車のために、急速充電スタンドを設置しているSA・PAが増えています。急速充電スタンドのあるSA・PAは、ネクスコ東日本、ネクスコ中日本、ネクスコ西日本など各高速道路会社のホームページで調べられますので、電気自動車を利用する人は参考にしてください。

2015年08月現在

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