Q 国際運転免許証はどこの国でも有効なのですか?

POINT

  • 日本の国際運転免許証は、ジュネーブ交通条約の締結国相互に有効。
  • 渡航先の法令により、運転が制限されたり認められない場合がある。
  • 運転できる車が異なる場合があり、事前に訪問国の条件を詳細に確認。

Answer

国際運転免許証は、どこの国でも有効というわけではありません。道路交通に関する条約(Convention on Road Traffic)に基づいて発行されるもので、所有する運転免許証の翻訳証明書として、条約締結国間相互において有効です。

道路交通に関する条約には、1949年にジュネーブで作成された『道路交通に関する条約』(通称ジュネーブ交通条約)と、1968年にウィーンで作成された『道路交通に関する条約』(通称ウィーン交通条約)があり、この2つの交通に関する条約に基づいて交付される国際運転免許証が存在しています。日本はジュネーブ交通条約にしか加盟していないため、ジュネーブ交通条約に基づく国際運転免許証を有効としています。

ジュネーブ交通条約の中では「条約締約国は他の条約締約国が発給した同条約の附属書9又は附属書10の様式に合致する免許証(以下「国際運転免許証」)を所持する者に対し、上陸の日から起算して1年間(ただし、当該国際運転免許証の有効期間内に限る)は、自国において運転することを認めること」とされています。国際運転免許証自体の有効期間が1年と定められているのは、この規約に基づくものであり、国際運転免許証の有効期間を国内免許証と同一の期間に延長することはできません。なお有効期間内であっても、その基となった日本の免許証が失効もしくは取り消されたりしたときは、国際運転免許証も効力を失います。

また国際運転免許証は、渡航先の国(州)によっては、その国(州)の法令の規定等により、同免許証で運転することに制限を加えられたり、認められない場合もあり、日本とまったく同じ資格条件で運転できないこともあります。情勢の変化や各国の実状に応じて変更されている可能性もありますので、詳細は該当国にある日本大使館または領事館等に問い合わせるのがよいでしょう。さらに取得している免許と国際運転免許証で運転できる自動車の種類にも取り決めがあります。ジュネーブ条約締結国一覧により、日本で発行された国際運転免許証が訪問予定国で有効かどうか出発前に確認しておくことが大切です。

2013年03月現在

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