Q スタッドレスタイヤを装着するときの注意点とは?

POINT

  • 滑り止め効果と車両の挙動安定のため、スタッドレスは全車輪に装着。
  • 雪道では車間を十分に保ち、カーブ手前で安全に曲がれる速度に減速。
  • タイヤ側面の↑マークでプラットフォームを探し、残り溝を確認する。

Answer

すべての車輪に装着しなければならない理由は?
すべての車輪に装着しなければならない理由は?

スタッドレスタイヤはすべての車輪に装着することではじめて設計通りの性能が得られるように作られています。たとえば駆動輪のみにスタッドレスタイヤを装着して走行すると、安全に走行するための滑り止め効果が得られないばかりか、ノーマルタイヤとの摩擦力に差が生じてしまうため、車両の挙動が安定しなくなり、思わぬところで車両の制御ができなくなる恐れがあります。スタッドレスタイヤは必ずすべての車輪に装着しましょう。

走行時に注意すべき点は?
走行時に注意すべき点は?

スタッドレスタイヤを装着していても、雪上路や氷上路では過信せずに急のつく運転操作(急発進、急ブレーキ、急ハンドル)はやめましょう。スタッドレスタイヤは発進時の駆動力や停止時の制動力がノーマルタイヤよりも優れているので、運転しているとつい滑りやすい路面を走行していることを忘れがちですが、そのままの速度でカーブに進入すると横滑りを起こすこともあります。カーブの手前では安全に曲がれる速度まで落として走行し、車間距離も十分にとり、慎重に運転するよう心掛けます。またスタッドレスタイヤは、雨天時にタイヤと路面の間に水膜が発生し、車両の制御が一時的にしづらくなるハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。雨天時に運転の際は、ノーマルタイヤよりもグリップ力が落ちる特性があることも理解して十分に注意しましょう。

スタッドレスタイヤの寿命は?

スタッドレスタイヤとしての使用限界は、溝の深さが新品時の50%までとされています。50%と言われただけでは判断がつきにくいのですが、スタッドレスタイヤには摩耗状態がひと目で分かるように目印が設けられています。それが地面に接しているタイヤのトレッド面(路面に直接接地する部分)に設けられた「プラットフォーム」です。プラットフォームは新品時から50%摩耗した時に現れるもので、ちょうどトレッドのブロックと同じ高さとなるように作られています。つまり、プラットフォームとブロックの高さが同一になった時点が、50%摩耗した状態であるといえます。このプラットフォームは、タイヤの側面(タイヤサイズなどが刻印してある場所)の周上に90度間隔で4カ所設けられた「↑」マークの延長線上にあります。

2015年08月現在

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