Q 冷却液の点検と冬対策を教えて

POINT

  • エンジンが冷えている状態で、リザーバータンクの冷却液量を点検。
  • 液量が著しく不足していれば冷却系部品の破損を疑い、整備を検討。
  • 冷却液の凍結温度は濃度50%で約-36℃といわれ、薄ければ交換。

Answer

冷却液(LLC=ロングライフクーラント)には、寒冷地でも凍らないように添加剤が混入されていますが、その効果は濃度によって変化します。冷却液が不足した際に水を補充したり、経年変化(寿命は約2年)によって性能が著しく劣化しているような場合、寒冷地での駐車中などに冷却液が凍結してしまい、最悪の場合、ラジエーターを破損するおそれがあります。冬シーズンに入る前や、寒冷地に出かける前には、冷却液の量と濃度を確認しておくとよいでしょう。

冷却液の点検は、リザーバータンク内の液量が適切かを確認します。エンジンが冷えている状態で、液面がリザーバータンク側面にある上限ライン、下限ラインの間にあれば適正量です。点検は必ずリザーバータンクで行いましょう。走行直後にラジエーターキャップを開けて点検しようとすると、熱せられた冷却液が噴き出すことがあるので、大変危険です。

点検の結果、冷却液が不足していれば補充しますが、著しく減っているような場合は冷却系に漏れなどのトラブルがある可能性がありますので調べてもらいましょう。冷却液は一般的に30%から50%の濃度で使用されていますが、凍結温度は50%時で約-36℃といわれています。もし、濃度が薄いようであれば外気温に合わせた濃度の冷却液に交換してもらいましょう。自分でわからないときは無理をせず、整備工場などにクルマを持ち込み、交換してもらうことをおすすめします。

写真:イメージ

2013年03月現在

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