クルマの構造・メカニズム

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Q ディスクブレーキとドラムブレーキは何が違うのですか?

POINT

  • クルマを減速、停止させるブレーキシステムは2つに分けられる。
  • ディスクブレーキは安定した制動力の確保と放熱性に優れる。
  • ドラムブレーキは構造が簡易なため低コストだが放熱性が悪い。

Answer

ブレーキは、走行中のクルマを減速させたり停止させたりするための重要なシステムです。そのブレーキシステムは、大きく2つに分けることができます。

ひとつはディスクブレーキで、走行中に車輪と一体になって回転するディスクローターをブレーキパッドで挟み、その際に発生する摩擦力によって制動力を発生させるというものです。メリットは、安定した制動力を確保できるという点、放熱性に優れて水分や汚れをはじきやすいという点があげられます。これにより、とくに高速走行時のブレーキングには大きな威力を発揮します。

もうひとつは、一般的にドラムブレーキと呼ばれるもので、車輪の内側に設置されたドラムの内部にブレーキシューが装着され、それを内側から外側へ圧着させることで制動力を発揮するというシステムです。構造が簡易であるため低コストであるというメリットがある反面、放熱性が悪いというデメリットがあげられます。そのため現在では、前輪にディスクブレーキを搭載し、ドラムブレーキは後輪に採用されているクルマが少なくありません。また、高級車やスポーツモデルでは、強く安定した制動力が求められるため、前後ともにディスクブレーキを採用したクルマが多い傾向にあります。

イラスト:ドラムブレーキとディスクブレーキ

2013年03月現在

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