Q 目的別のバイクの選び方

POINT

  • 多様なタイプのバイクがあり、目的や趣味嗜好に合わせて選べる。
  • クラッチとシフト操作を自動的に行うDCTは、疲労感を大幅に軽減。
  • バイクライフを豊かにする装備品は、安全基準や保安基準に注意して選ぶ。

Answer

用途やデザインによってさまざまなタイプに分かれるバイク。特徴の概要は以下の通り。
タイプ 特徴
スーパースポーツ ・レースマシンのようなデザインと舗装路面に特化した高い走行性能
・メーカーによる二輪車の最新技術が投入されることが多い
・乗車姿勢は前傾が強めで、腹筋と背筋の力が必要
・サーキット走行会に参加したい人などにも向く
ネイキッド ・カウルの装備がなく、エンジンなどメカニカルな造形が楽しめる
・乗車姿勢が自然で楽なタイプが多い
・街乗りからツーリングまで幅広くこなすなど汎用性が高く、初心者にも適したモデルが多い
・スーパースポーツの派生車種や、旧車を復刻したようなクラシックタイプなど、多彩なモデルが存在する
アメリカン ・重心が低く、重厚感のあるデザイン
・低いシート高と幅広いハンドルによるゆったりとした乗車姿勢
・存在感溢れるエンジン鼓動
・車両重量が重くバンク角が小さくステップを擦りやすいため、乗りこなすには少しコツが必要
ツアラー ・ハンドル位置が高めに設定され、乗車姿勢が楽で操作しやすい
・カウルの整流効果により、街乗りや長距離ツーリングまで快適にこなす
・積載性が考慮された車体設計を持つ車種も多く、パニアケースをボディに装着することも可能
・タンデム走行に配慮して設計されたモデルも多い
オフロード ・泥濘地や砂利道など未整備地での走行に特化した性能を持つ
・シート高が高いので乗降には少しコツが必要
・車体が軽く、上体が起き上がった乗車姿勢のため視認性が良く、街中でも操縦しやすい
・走行風が直接身体に当たるので、長時間の高速走行には不向き
・舗装路の走行性能も兼ね備えた「デュアルパーパス」モデルもある
ビッグスクーター ・またぐのではなく、座るという楽な乗車姿勢
・オートマチックトランスミッションで操作しやすく、街乗りに向く
・シート下に大きな収納スペースを確保し、利便性が高い
・スポーツ志向に設計された高性能モデルもあり、長距離ツーリングも楽しめる
マニュアルトランスミッションとCVT、DCTとは?
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二輪免許の教習で習得するのがマニュアルトランスミッション(MT)の操作方法です。ライダーが速度に合わせてクラッチとアクセルをバランス良く操作し、適切なギヤを選択することでバイクをスムーズに走らせます。この作業を機械的に補い、アクセル操作だけで簡単に走行できるようにしたのがオートマチックトランスミッション(AT)です。代表的なものにCVTがありますが、これは無段変速機とも呼ばれ、MTのようなギヤは使わず、代わりに金属製や強化ゴム製のベルトでふたつの円錐形のコマをつなぎ、変速比を連続的に変化させます。もうひとつのバイク用高性能ATとしてデュアルクラッチトランスミッション(DCT)があります。MTの構造を基本に、MTには1つであるクラッチをDCTには2つ用いています。1つめが1・3・5速ギヤ用、2つめが2・4・6速ギヤ用です。この2つのクラッチが変速時のエンジン空転をなくし、素早くショックのない変速を可能にします。MTと同じくエンジンとギヤが直につながったダイレクトな駆動力が得られるとともに、左手のクラッチ操作と左足によるシフト操作からライダーは解放されるため、走行中の疲労感が軽減します。

オプション装備品の装着で広がるバイクライフ
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バイクには目的に合わせたオプション装備品が数多く用意されています。快適性や安全性を考えてオプション装備品を選ぶと、バイクライフが一層豊かに広がります。長距離ツーリングに出かけたい人は、後部左右に装備するパニアケースや、後ろに装備するトップケースといった荷物用アクセサリーが便利です。ウインドスクリーンを装備すると、走行中の身体への風当たりが弱まり、高速道路などでの移動が楽になります。冬でもバイクを楽しみたい人は、グリップヒーターやナックルバイザーを装備すると手元の寒さがかなり軽減できます。昨今ではクルマと同じく、バイク用のETCも必需品ですし、ナビゲーションもあると便利です。メーカー純正アクセサリーの他にも、実用部品から装飾用まで、さまざまなオプション装備品がありますが、見た目や一部の特化した機能で選ぶのではなく、安全基準や保安基準をクリアした用品を選びましょう。

2020年01月現在

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