Q 豪雪で身動きが取れなくなったときの対応は?

POINT

  • 地吹雪などホワイトアウトの状況ではハザードランプを点灯して停車。
  • マフラーの排気口が雪でふさがれると一酸化炭素中毒の危険が伴う。
  • 救援を待つ間に、排気ガスの逃げ道だけでも除雪を行う。

Answer



降雪地域では、突然の豪雪に見舞われ身動きが取れなくなり、車内に閉じこめられる恐れがあります。気象情報で暴風雪が予想されるときは、クルマでの外出はできるだけ避けるのが賢明ですが、万一に備えて車内には防寒着、長靴、手袋、スコップ、牽引ロープなどを常備しておくといいでしょう。飲料水や非常食があればより安心です。さらに、十分に燃料があることも確認してから出掛けましょう。

地吹雪などにより、運転をしていて危険を感じたら、通行止めになることもあるので無理をせずに最寄りのガソリンスタンドや道の駅、コンビニエンスストアなど安全な場所にクルマを止め、天候の回復を待ちましょう。外部との通信手段となる携帯電話は、地域によって電波の届かない場合もあるため過信は禁物です。道路状況に応じた無理のない運転を心掛けましょう。

とくに注意したいのは、地吹雪にともなうホワイトアウトと呼ばれる状況です。地表に積もった雪が強風で巻き上げられて地吹雪が発生すると、視界が極端に悪化します。これがホワイトアウトで、数10cm先も確認できなくなり、前後左右だけでなく上下感覚さえも失います。できるだけクルマが目立つ状態にし、ハザードランプを点灯させて停車しましょう。視界が確保され見通しが良くなっても、防風柵の切れ目など、路上に吹き溜まりができている可能性があります。不用意に進入しないよう運転には十分に注意してください。

もし身動きが取れなくなったら、直ちに道路緊急ダイヤル(#9910)や、JAFに救援(#8139)を求めます。状況によっては警察へ通報してください。

吹雪のなかで停車すると、ものの数分でクルマ全体が雪で覆われていきます。いつでも脱出できるよう、風下側のドアが開くかどうか定期的に確認しながら救援を待ちましょう。また、マフラーの排気口が雪でふさがれると排気ガスが室内に流入し、一酸化炭素中毒の危険が高まります。クルマには一酸化炭素などの有害物質が発生しないよう排気ガス浄化装置が装着されていますが、触媒は内部温度が一定以上に上昇しないと機能しないため、外気温が低い状態でのアイドリングでは一酸化炭素などが排出される危険性も高まります。一酸化炭素は無臭で気付きにくいため、非常に危険です。排気ガスの逃げ道だけでも除雪しましょう。

救援を待つ間に完全に雪に覆われたら、エンジンを停止します。意外かもしれませんが雪に覆われてしまうと外気ほど温度は低下しないものです。こうした場合に備え、暖が取れる毛布などを常備しておくのが賢明です。窒息しないよう、ときには風下側のウインドウを1cm程度開けて換気を心がけ、救援を待ちましょう。

2013年03月現在

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